AHAYokohama-System BLS/ACLS/PEARS/PALS
横浜系AHAとは、 横浜を発祥とする講習スタイルや内容を展開しているAHAコースの総称です。 南は沖縄・福岡から北海道まで日本全全国で展開中
横浜系AHAとは
横浜系AHAでは、受講生ファーストの講習スタイルで、背景に応じた学修内容を提供しています。
ここでは、横浜系AHAの講習の特徴をご紹介します。
Attention!
・Vital Net Japan-ITC (VNJ-ITC) ・American Medical Response (AMR-TC)
上記団体が開催するコースの全てが横浜系というわけではありません。
・横浜で開催していても、横浜系PEARSではない団体もあります。
受講生のニーズ・背景に応じた講習展開
医師や看護師はもちろん、保育所看護師や養護教諭、保育士など様々な背景の受講生が講習に参加します。それは時として、インストラクターがレッスンプランに沿って講習を進めるだけでは受講生の理解が追いつかない事を意味します。横浜系では、どのような背景の受講生であっても、しっかりと理解できるよう教育工学をベースに受講生の学修進歩に沿って、講習を展開しています。
シミュレーションを必ず実施
「わかる」と「できる」は異なります。PEARSでは状態が良くない子どもの映像を見て認識や理解を確認するセクションと、得た知識をアウトプットするシミュレーションのセクションがあります。この実際にやってみるというシミュレーションがとても重要です。シミュレーションを実施する事で、理解のみの状況から「どうすれば実際の現場で実践きるのか」という、具体的な学習やアセスメントの指針となります。
日本国内の状況を反映
AHA(アメリカ心臓協会)の講習は、基本、アメリカ国内に向けた講習です。そのため、日本国内で開催する場合は国内状況による違いが生じます。例えば、AEDのショックに関して、アメリカでは8歳が成人用パッドですが、日本では日本版(JRC)ガイドラインに準拠するため、小学生以上が成人用パッド適用となります。ACLSでは薬剤投与量が日本と異なります。このように日本国内の状況に応じ蘇生科学をわかりやすく正確に伝える講習を展開していきます。
暗記ではなく【考える】
病態やアセスメントをしっかり説明
講習では疾患・病態・フィジカルアセスメント(PEARS/PALS)や心停止アルゴリズム(BLS/ACLS)を学びます。その学修は医療従事者であっても、専門領域や勤務地が異なれば理解が難しくなる側面があります。そのため丸暗記するのではなく、時間をかけ病態や疾患の特徴や徴候を説明していきます。例えば、血液分布異常性ショックの徴候を暗記するのではなく、血液分布異常性ショックの仕組みや血管のイメージを一緒に考えていきます。
小児はもちろん 成人にも
PALSやPEARS講習は、コースデザイン上は小児の研修です。しかし、PEARSやPALSで順を追って学修する体系的評価アプローチ、フィジカルアセスメントの技術は、小児だけでなく成人にも有益であり、PEARSから着想を得て作られた成人系研修もあります。私達は小児はもちろん、成人に関わる方にも現場で応用できるよう講習に工夫を凝らしています。
AHA-横浜系講習 開催団体
全国各地で講習を展開・随時追加中!
開催日程は各種団体のWebページをご確認ください。